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明治30年(1897年)、馬具店としてその歴史が始まったといわれている「岩崎健次郎商店」。たくさんの商人や職人が住んでいた古町(古川町)に店を構え、馬具やサーベルの鞘の製造や修理を行っていました。昭和28年(1953年)、熊本を襲った大水害(6・26水害)によって被災し資料等が残っていないのですが、昭和初期・2代目の頃には上通に店を構え、カバン店を営んでいたと伝え聞いています。
現在は、スクールバッグ事業・インテリア事業・海外商品開発事業の3本の柱を掲げ、売り手・買い手・世間様の「三方よし」を経営理念に、ソーシャルビジネス(※1)の概念のもと、ラタン製品の取り扱いを通しインドネシアの貧困家庭を少しでも救うという持続可能な活動目標SDGsを掲げ活動しています。
これからは、3本の柱に「まるいわ」という新たな柱を加え、上通の繁栄、熊本の食文化の発信という目標を持ち邁進してまいります。
※1)ソーシャルビジネス
1 環境・貧困などの社会的課題の解決を図るための取り組みを持続可能な事業として展開すること。低利融資を通じて貧困層の自立を支援し、ノーベル平和賞を受賞したグラミン銀行が典型例。→社会的企業
2 環境・地域活性化・少子高齢化・福祉・生涯教育など社会活動への取り組みを、継続的な事業活動として進めていくこと。地域の自立的発展、雇用創出につながる活動として有望視されている。
歴史
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