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カフェにできた茶室で利休茶の湯にふれて、興味を持っていただけると嬉しいです。

更新日:2023年11月7日


肥後古流 白水会

小堀美穂子さん




「侘び茶」の大成者として知られる茶人・千利休。茶の湯(茶道)を知らない人でもその名前を知っている人がほとんどだと思います。その利休の茶の湯の作法を一切変えず、原形保存として約400年、守り続けているのが「熊本・肥後古流」です。美穂子さんは、その小堀家を宗家とする「肥後古流 白水会」のお一人。13代目の父・俊夫さんと共に、「肥後古流」を支えています。



肥後古流の手の使い方は独特で、男性も女性もお辞儀をする際はこぶしを握ります。これは、武家茶の湯らしい作法と考えられています。このように、肥後古流ならではの作法などを含めて、熊本で長く守り続けられている文化を、「まるいわ」の茶室でお楽しみいただけるようご指導いただきました。


―小堀さん

「利休茶の湯を今に伝え、原形伝承を重んじるのが肥後古流です。今回、お話をいただいた際、お二人の『熊本の文化を伝えたい』という利他の精神に感銘し、特別に肥後古流のエッセンスを感じられる作法をお伝えさせていただきました」。



―小堀さん

「カバン店の頃には、私自身も買い物でお邪魔したこともあり、馴染み深いお店です。新しいチャレンジに携わらせていただくことは、大変嬉しいことです。カフェの茶室での体験が、熊本で400年以上、形を変えずに伝えられてきた利休茶の湯を知っていただく機会になれましたら、ありがたいです」




海外の方にも利休茶の湯「肥後古流」のエッセンスを感じていただきたいと考え、作法をお伝えする動画もご用意しております。この機会に、ぜひ熊本の文化にふれてください。




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