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古さと新しさのバランス。シンプルな中に「まるいわ」らしさを表現しました

更新日:2023年10月19日


デザインハチド

Design8° 

齋藤秀行さん




1980年に福岡県八女市で生まれ、熊本の建築設計事務所を経て2020年に「Design8°」を設立。住宅・店舗・病院の建築デザインを、コンセプト立案から行われています。「場所性と普遍的な居心地の良さ「風景意匠」という言葉をコンセプトに、簡素・洗練・人の手間を大切にして生活に根ざしたデザインをしています」と齋藤さんは話されます。数々の受賞歴のある齋藤さんとの出会いは、インスタグラムがきっかけ。手掛けられたお仕事がどれも素晴らしく、「まるいわ」も素敵に仕上げていただいています。



―齋藤さん

「カバン店から和菓子店へ。異業種へのチャレンジにイチから携われることの楽しさに惹かれました。歴史の中に求める新しさ…、古いものと新しいもののバランスをテーマに、できるだけシンプルに表現しています」



―齋藤さん

「歴史を重ねたカバン店としての雰囲気も残し、レンガ調の外観はグレーに。3階建ての建物は一体感が出るようにしています」




―齋藤さん

「装飾はせず、素材感を大切に。カウンターは、どら焼きの焼き台をモチーフに銅板を使い、腰壁には天草の御領石を採用しています。商品を待つ間、小窓から見える焼き台を眺めながらお待ちいただけるように、通路にはスタンドバーも作りました」


奥に進むつれ徐々に明るくなる照明は、さらに奥にある茶室へ誘われるようです。茶室には八代の畳を採用するなど、各所に熊本のエッセンスも取り込んでいただけたことで、唯一無二のお店に仕上がりました。

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